June 22, 2024

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チリ産豚肉・家禽肉の主要な市場である中国、日本、韓国

日本、韓国、中国への豚肉の輸出は、金額にして、チリの豚肉輸出全体の73%を占めている。これら市場の重要性に鑑み、チリカルネ・ビジネス部長のロドリゴ・カスタニョンは、アフリカ豚熱(ASF)のためのゾーニング・プロトコールの交渉と中国への家禽肉輸出の再認可を前進させるため、農業牧畜庁(SAG)長官ホセ・グアハルドに同行する代表団に参加した。 チリは、世界レベルで、豚肉輸出国としての地位を確固たるものとしている。米国農務省(USDA)のランキングによると、チリは現在、世界の豚肉輸出国として第5位の地位を占めている。2023年は、豚肉輸出全体の73%がアジア向けだった。そのため、チリの豚肉・家禽肉生産・輸出セクターにとって戦略的なこれら3つの市場に行われた最近のミッションは、極めて重要なものだった。 日本は、チリ産豚肉の第2位の輸出先国であり、2023年は、数量にして全体の14%に相当する40万トン、金額にして総額の21%に当たる1億5,700万USドルが輸出された。チリは、日本にとって第6位の豚肉輸入相手国となっている。 2023年、日本における1人当たりの年間豚肉消費量は約20キロで、日本の全食肉消費量の37%に相当する。日本は、中国に続く、世界第2位の豚肉輸入国であり、2023年、121万トンの豚肉を輸入した。 日本では、5月28日、チリの代表団は、日本への豚肉輸出の新たな枠組み合意の条件を話し合い、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)のゾーニング合意を進めるのに必要な技術的なテーマについて見直しをするため、消費・安全局審議官の熊谷法夫氏との会合を持った。 韓国は、チリ産豚肉の第3位の輸出先国であり、2023年、数量にして全体の12%に相当する3万5,000トン、金額にして、総額の22%に当たる1億6,300万USドルが輸出された。チリは、韓国の豚肉輸入の4%を占め、主要供給国の中で第5位となっている。 韓国における1人当たりの年間豚肉消費量は38.5キロと、世界で最も1人当たりの消費量の多い国の一つである。新型コロナ・パンデミック後のHORECA(ホテル、レストラン、カフェ)部門の回復が消費を押し上げ、韓国の食生活の中で豚肉の重要性が際立っている。 韓国では、5月31日、チリの代表団は、インチョン空港の動植物検疫庁(APQA)の施設を訪問した。その後、駐韓国チリ大使マティアス・フランケと会合を持ち、ASFのためのゾーニング合意を前進させる重要性について意見を交わした。 一方、中国は、引き続き、チリ産豚肉の主たる輸出市場である。2023年、チリは、数量にして全体の44%に相当する12万9,000トン、金額にして、総額の30%に当たる2億2,300万USドルの豚肉を輸出した。さらに、中国は、チリ産家禽肉の第4位の輸出先国で、数量にして7%、金額にして9%を占めている。 中国は、世界最大の豚肉生産国であり、消費国、輸入国である。2023年には、5,700万トンを生産している。中国における1人当たりの年間豚肉消費量は42キロで、中国の食生活の中で主要なタンパク源の地位を占めている。 中国では訪問の最後に、チリ代表団は、家禽肉の再認可の交渉を進めるため、中国政府税関総署GACCの動物検疫第2部副部長Liu Jinlong氏と会合を持ち、豚肉については、了解覚書(MOU)の署名が模索された。これは、チリの農業大臣、もしくは、その他政府高官の次回中国訪問で署名される可能性がある。 SAG長官のホセ・グアハルド・レジェスは、「日本とは、動物衛生プロトコールを最新化することにおいて前進しましたし、中国には、豚肉についての協定に署名すること、既存の牛肉や羊肉の協定を拡大することを提案しました。韓国とは、羊肉の市場開放に向けた手続きが行われました。確実な貿易のためにゾーニング協定の重要性を高めると共に、チリの認証モデルの承認について強調しました」とコメントした。 チリカルネのビジネス部長であるロドリゴ・カスタニョンは、「アジアへのミッションは、中国への家禽肉輸出停止を解除し、日本と韓国では交渉を固めるために決定的な進展を得ることがポイントとなりました。このミッションでは、大きな進展を収めることができ、これら市場でのチリの戦略的地位を強化し、チリの食肉輸出の増加と多様化を図ることになりました」と付け加えた。 今後数か月で、中国との豚肉についての了解覚書(MOU)署名の具体化のために農業省との協力が強化されることになるだろう。これは、チリと中国との通商関係の強化だけでなく、アジアの大国へのチリ産食肉輸出品の大幅な拡大が期待される取り組みである。

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チリポークが、チリ産豚肉輸出セクターのバイオセキュリティ、食品安全、サステナビエリティをアピールする新たなグラフィックイメージをソウルと東京で発表

チリ産豚肉が年毎にそのプレゼンスを強固にしている2か国と引き続き貿易を促進する目的で、韓国のソウルと日本の東京でチリポーク・ブランドの新たなグラフィックイメージが発表された。それは、バイオセキュリティ、サステナビリティ、食品安全といったチリの豚肉生産・輸出における基本的な柱を強調するものである。豚肉のインポーターに向けたイベントが開催され、クッキングショーやチリの輸出企業とのネットワーキングの機会となった。 韓国および日本のおよそ60に及ぶチリ産豚肉インポーターの参加を得て開催されたそれぞれのイベントには、駐韓国チリ大使のマティアス・フランケ、駐日チリ大使のリカルド・ロハス、駐日チリ商務・農務担当官のヌリ・ディセグニといった政府関係者も出席した。民間部門からは、チリカルネのコミュニケーション&マーケティング部長であるピア・バロスと、アグロスーパー、コエクサ、マックスアグロ、アーサといったチリ産豚肉生産・輸出企業を代表するメンバーが参加し、貿易関係強化におけるこのイベントの重要性を強調した。 新たなグラフィックイメージとその内容については、バイオセキュリティがチリの輸出企業にとって優先事項であることを強調することが重要である。チリは、アフリカ豚熱(ASF)や豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)といった病気のない“隔絶された衛生的なエリア”である。この地位は、まさしく、各生産施設を守る厳しいバイオセキュリティ対策と衛生当局である農業牧畜庁(SAG)との絶え間ない協力のよって維持されている。これらの努力には、いずれの不測の事態にも対応できるようにするために準備された緊急時対応計画(コンティンジェンシープラン)が含まれ、輸出製品の安全性と品質を確保するようにしている。 一方、食品安全は、もう一つの主要な柱である。チリ産豚肉は、厳しい無害性基準の下、企業が家畜の飼料、養豚、食肉処理および商品化の各プロセスを管理するという生産モデルによって、生産が行われている。このことが、消費者に届く製品の100%のトレーサビリティと品質を保証している。 最後に、サステナビリティも、チリポークの新たなイメージにおいて中心的な役割を担うものである。なぜなら、チリの生産システムのもう一つの柱も反映しているからである。チリの生産システムは、循環経済の視点を取り入れていて、自然資源を危うくすることなく生産を増やすことのできる先端的な技術に投資をしている。驚くべきは、チリの養豚場の95%が、国連による2030年までの「持続可能な17の開発目標(SDGs)」に指標を合わせている“コンシャス・オリジン・チリ”基準のサステナビリティ目標を履行していることである。 両国において新たなグラフィックイメージを発表する他、イベントでは、画期的な出来事を祝うことになった。韓国では、チリとの通商関係20周年記念と、日本では、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)発効による好ましい成果についてである。 韓国のソウルでは、チリ大使のマティアス・フランケが、「心地よい午後、韓国ソウルの街を分けるここ漢江沿いに集い、チリポークと共に、チリと韓国との自由貿易協定のスター製品の一つであり、既に20周年を迎えたこの重要な製品の新たなプロモーション活動を行っています。韓国への豚肉の輸出により、チリは、豚肉供給主要5か国の一つとなりました。いくつかの部位については、第2位の供給国になっています。食料安全保障の時代、そして、韓国のようにインフレで価格高騰の時に、韓国消費者が、持続可能な方法で生産された安全な製品にアクセスできること、韓国消費者にとって手が届きやすいことは重要なことです。それゆえ、私たちは、大使館から、大使館の農務オフィスから、チリポークや企業を、韓国の相手先企業や当局との対応についてサポートしています」と述べた。 日本については、ピア・バロスは、「CPTPPの発効により、我々の競争力が増し、日本における豚肉供給国として第6位を保つことができました。2023年のチリからの輸出は、前年比で数量にして21%、金額にして25%増えました」と指摘した。 クッキングショーは、地元の著名なシェフ、韓国人のキム・テ・ソンと日本人のワタナベ・マキが担当した。両シェフは、チリ産豚肉の品質と汎用性を際立たせながら、バラ、肩ロース、ヒレ、スペアリブといった様々な部位を使った地元の料理を出席者に披露した。 韓国人シェフのキム・テ・ソンは、「チリ産豚肉は、シェフの間でとても人気の食材です。なぜなら、多くの輸入肉の中でも、その品質で際立っています。価格がそれほど高くなく、手に入れやすいです。さらに、既にご覧の通り、霜降り具合も、味わいも良く、そのため、とても人気の食材になりました。私の場合、もちろん味付けをした料理にも使いますが、またしばしば茹で肉やその他味付けしない料理にも使います。と言うのも、その味わいが十分にまろやかで、強い肉の臭みがないからです。そのため、チリ産豚肉は評判が高いのだと思います」とコメントした。 一方、日本人シェフのワタナベ・マキは、「チリポークの肉は、とても柔らかく、不快な匂いが一切ないと思います。そのため、日本の出汁ととても良く合います。日本料理は繊細な味わいなので、チリ産豚肉の味と甘みがとても合うのだと思います。チリポークの肉と日本料理の組み合わせは、“さっと料理する”のにぴったりです」と付け加えた。 今年、米国農務省(USDA)のランキングで、チリは、世界第5位の豚肉輸出国として位置づけられた。それは、チリの産業にとって、大きな成果である。2023年には、29万7,000トン、金額にして7億4,300万ドルの豚肉が輸出された。主な輸出先はアジアで、輸出総額の73%を占めている。 2023年、豚肉は、食肉全体の38%を占め、チリで2番目に多く生産された食肉となり、また、数量にして輸出された食肉全体の55%を占めて、最も多く輸出された食肉となった。 生産量の51%が輸出されている。その中で韓国は、金額で全体の22%を占める、第2位の輸出先国で、数量にして35,000トン、金額にして1億6,400万ドルが輸出された。韓国にとって、チリは、第5位の豚肉供給国となっている。 日本については、第3位のチリ産豚肉輸出先国で、金額にして全体の21%を占めている。トレードマップのデータによれば、チリは、日本市場における第6位の豚肉供給国となっている。