フアン・カルロス・ドミンゲス(チレカルネ会長)のコラム
2026年の到来まであとわずかとなり、来年のセクターの目標を明確にする良い時期となりました。というのも、その他のことについては、常に掲げていて、チリから世界へ届ける食肉の生産・輸出活動発展のベースとなっている目標とはそれほど大きな違いはありません。 畜産や第三国との製品取引に悪影響を及ぼし得る病気のないチリを保つこと: 生産者が、農場でバイオセキュリティ対策を維持し、そのようにして特定の病気の侵入を予防する大きな責任を負っているとしても、外来疾病侵入の最大のリスクは、我が国を訪問する旅客によって国内に持ち込まれる製品によるものであることは周知の事実です。それゆえ、国境地点での旅客の検査を強化し、正式に定められた国境地点以外からの入国は断固として取り締まることが重要です。我が国の健全な植物衛生状態は、食品輸出セクターに競争力をもたらす最大の利点の一つです。 チリの貿易協定をさらに推し進め、食肉製品の新たな市場開放を達成すること: 2025年、フィリピンへ輸出するためのチリの施設の再認可を達成しました。フィリピンは、私たちの製品にとってASEANへの扉を開いた市場です。2026年は、待ち望んでいたベトナムへの豚肉・家禽肉輸出の解禁を実現するよう、また、インドネシアへの輸出解禁を前進させ、私たちの主な輸出先国においてアフリカ豚熱(ASF)のためのゾーニング合意を実現するよう期待しています。益々競争が激しくなり、保護主義的な対策が復活している世界において、現在は、これまで以上に、より多くの市場へアクセスすることが可能となる、より多くの、より望ましい貿易協定を結ぶことが必要です。ほんの2,000万の人口に過ぎないチリは、その生産セクターが競争力を持ち得るために、世界の市場を必要としています。 チリの食肉生産セクター発展の要である農業・牧畜庁(SAG)の活動を強化すること: 健全な衛生状態を守ることと共に、生産での食品安全性を確保するための支援においてSAGが果たしている役割は、私たちの発展にとって極めて重要です。新たな市場の開放や対応を加速する必要性に加え、世界貿易が示す大きなダイナミズムにより、業務の近代化が求められています。技術へのより大きな投資、研究所のシステムの強化、より充実した対応を可能にし、SAG職員の業務に資する近代的なシステムの導入は、待ったなしの急務です。 新規投資の促進: ここ15年間で、生産セクターは、70%生産を拡大することができたはずでしたが、環境規制の絶え間ない変更の結果、そして主に国土利用計画に関して明確な規則を推進しようとする政治的意図の欠如により、これらのプロジェクトは実施されませんでした。養豚セクターの臭気規則の実施や、国として再度成長をする必要性を真に認識することが、投資や国土開発についての議論を前進させるようにと期待しています。それにより、私たちは、再び成長を遂げ、そのようにして自然のタンパク質生産のために国が持つポテンシャルを活用することができるでしょう。 2026年3月に生まれる新たな政権が、これらの優先事項を自らの課題と考え、官民セクターが手を携えて取り組みながら、豚肉・家禽肉生産・輸出セクターが発展を続け、我が国の中部地方の農村地区の発展に寄与することを願っています。 素晴らしい2026年にしましょう! フアン・カルロス・ドミンゲス C.




